セロトニントランスポーター

ジェイゾロフトで効果的にうつ病治療を進めよう

抗うつ剤が開発されて、うつ病の治療に用いられるようになってうつ対策も大きく進歩しました。

 

 

以前は、治療と言うと患者とのカウンセリングが主であった時代の事を思うと隔世の感があります。

 

 

ただこの抗うつ剤が万能の治療薬かと言うと、そうばかりではありませんでした。

 

 

気持ちの凹みで落ち込んでいる患者さんのテンションを上げることには有る程度成功したものの、副作用が沢山あるらしいということで、やみくもに飛びつけない状態なのでした。

 

 

ジェイゾロフトは2006年に日本で認可された抗うつ剤で「選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)」と呼ばれて、セロトニンを奪ってしまうセロトニントランスポーターの働きを阻害する力を持っています。

 

 

その結果として脳内シナプス間隙のセロトニン濃度を高く保てるので、神経伝達を円滑な状態に保っておくこと可能になりました。

 

 

このようにセロトニンを奪われるのを阻害する力は、他の同類薬より強力です。

 

 

現実の治療対象となるのは、うつ病に加え、パニック障害になります。

 

 

又、体内に入っても、血液の中で長い時間とどまっているので、服用は一日一回で十分であります。

 

 

ジェイゾロフトは「余計なところには作用しない」ということが売りになっており、副作用はほとんど報告されていません。

 

 

日本より15年前からこの薬を導入しているアメリカでは、うつ病及びうつ状態、パニック障害、摂食障害、外傷後ストレス障害(PTSD)などの治療にも利用されています。